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帯状角膜変性
帯状角膜変性(たいじょうかくまくへんせい)とは、角膜上皮の直下にBowman膜というカ所にリン酸カルシウムが沈着する疾患です。角膜の鼻側・耳側から白色の混濁が中央に向かって伸びます。視力低下・異物感を呈します。原因は副腎機能不全・副甲状腺機能亢進症・サルコイドーシスなどの全身疾患による血中カルシウム濃度の高さや、慢性ぶどう膜炎・眼内シリコンオイル注入などの眼局所の異常があります。
治療はエキシマレーザーによる切除、EDTA液或いは塩酸液を用いた外科的除去があります。当院がEDTA液を用いた外科的除去を施行しております。健康保険で治療できます。ご不明な点がありましたら、気軽に声かけてください。
その他の外眼部手術
翼状片手術、角膜潰瘍に対する角膜潰瘍掻爬術、外眼部手術(結膜弛緩症、逆さまつげ、眼瞼結膜腫瘍、霰粒腫、麦粒腫)、涙点プラグ挿入術(重度ドライアイ、シェーグレン症候群)も行っております。